ここはロンドンです。
Photo: NIHONGOBLOG
家具の店に行きました。ビンテージの家具屋です。古い家具がたくさんあります。カーブーツセールみたいに、安いものもあります。何も買いませんでしたが、楽しかったです。
お店に古い木の箱が三つありました。一番上の箱を見てください。漢字がたくさんあります。「小川海苔店」の「小川」は人の名前です。「海苔店」の店は店と同じ漢字です。だから、これは海苔のお店の箱です。
東京には昔から海苔の店やメーカーが多いです。海苔は黒い紙みたいですが、日本の伝統的な紙と、海苔は作り方が似ています。江戸時代に四角い海苔を作る産業が始まったそうです。
「巣鴨」という漢字も見えますが、巣鴨は、江戸時代の人が江戸から京都に歩いて旅行に行く時に通る町でした。今でもにぎやかな商店街があります。
この小川海苔店は本当にある(あった?)お店のようで、「ここの海苔を食べたら、他の海苔は食べられない」とネットの口コミに書いてありました。どうして今、「小川海苔店」の古い箱がロンドンの家具屋で売られているのか、わかりませんが、想像するのはおもしろいですね。
*巣鴨が描かれた浮世絵を紹介しているウェブサイトを見つけました。
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